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Posted by さぽろぐ運営事務局 at

2012年11月19日

水曜日から始まった北海道一周出張は、とても短い仕事と、とても長い移動時間と、そしてとても多くの人とのつながりを経て無事に帰ってきました。

新ひだか町でも帯広でも釧路でも、全道の同業者たちとたくさん話した。
毎週のように札幌で顔を合わせている、時には家族より長い時間をともにしているメンバーなのに、まだまだたくさん話すことはある。

そして今回の出張では、職場の先輩、大学の先輩(同業者だけど…)、高校の先輩、それぞれの諸先輩が僕の飲みにつきあってくれました。
昔の思い出話に、今の問題、今後のこと…まだまだ話し足りない。でも…とても充実した時間でした。

つくづく感じるのは、本当に出会いに恵まれてきたということ。
きっと僕は他の人より出会いに恵まれていると思う。(別にここはうぬぼれたっていいだろう。)

僕は常々いろんなところで学校が嫌いだと公言してきている。
勉強が嫌いだし、時間に束縛されるのが嫌いだし、何より(大半の)先生が嫌いだ。
それは今も変わらないし、これからも変わらないだろうと思う。
けど、僕には仲間がいる。
仲間は好きだ。
先輩、同期、後輩が好きだ。
だから学校に行く。
そんな出会いを…そう思える子らを、僕はこれからも現場でめざしていきたい。

ジャンバーのこと、すっかり忘れてました、松浦先生。
ありがとうございます。
初心忘れるべからずだなぁ。

あぁ、いい旅だった!  

Posted by ザキさん at 03:06Comments(0)友人

2012年09月25日

モヤモヤ感

長女・長男が毎日のように「戦争」を心配している。
一時期前は「津波」を心配していた。
備えあれば憂いなしではないけれど、後者は被災者のお気持ちを考えつつ、ある程度知識として心配していてもいいと思う。
しかし、前者はそうではない。
自分の子どもが現実として心配するような状況を迎えてしまったことを、大人である私たちは恥ずべきで、今すぐにでも修正していかなければならないと思う。

少なくとも私が子どもの頃は、「戦争」を実際に自分の身に降りかかりかねないものとしては考えていなかった。
それこそ他人事ではないが、遠い海の向こうの話であり、その心配は「気の毒」とほぼイコールだった。
これは安保問題などあるかもしれないが、かつての政権の成果であると僕は素直に評価する。

従軍慰安婦が大阪市長に主張しに行ったがオフ日で会えなかったらしい。
ずいぶん前からアポを取っていたが、公務多忙で時間が無いと断られ、いわゆるアポなしだったとのこと。
しかし、市長は自宅でツイッターを更新していた。
それを朝日新聞の記者が痛烈に批判。
批判に対し市長は、「朝日の社長はオフ日に来客に会うのか。オフに何をしようが勝手だ。」とツイート。

そのツイートを追っているとこんなことも。
「軍事力、経済以外の外交って何?まさか話し合い?」

僕がおかしな感覚なんだろうか…オフ日であっても会いたいと言う人がいれば、こんなブログを書く暇があるなら会う。それが仕事上の訪問者であっても。
もし会えないとしても、会えないことを誠心誠意謝る。それがツイッターであっても。
しかし僕が言いたいことはオフ日に対する感覚の相違ではない。
こんなにも主張するのであれば、仕事に支障がないなら見えない部分にタトゥーがあってもいいんじゃないだろうか。
オフ日にタトゥーを入れてもいいんじゃないだろうか。
市長率いる軍団が市議会がダメだと法律を作れば、それがすべて正義なのだろうか。

いやいやまた話がそれている。

僕が一番モヤモヤしているのは、今、世間をにぎわせている政治家がこぞって「話し合い」を軽視していること。
その昔から政治家にとっては、政治を動かすのに「話し合い」なんかウン◎みたいなもので、所詮、経済力や軍事力だったのかもしれない。
しかし、長いこと与党だった自民党はあからさまにこんなこと言っていたのだろうか。
「中国、韓国、朝鮮なんて話にならないんだからぶっ放してやろうぜ!」なんて。
「日教組なんてバカだから文部省使ってお国のために生きる教育しようぜ!」なんて。
いや、ある程度オブラートに包んでいたのではないだろうか。

一方、現与党の民主党は本当に外交に関して腰抜けなんだろうか…
本当に3年間なんもしてこなかったのだろうか。
国債1000兆円でしたか、もうまったく現実味のない数字。これ、民主党が作った借金なの?
確かに減らせずむしろ増やしているのだから責任はある。
消費増税がうんたらかんたら…
原発事故の対応が遅かった…
3年間の責任を取れ!
じゃ、この50年の責任は???

尖閣、竹島…じゃ北方領土の60年は???

僕の尊敬する方が、「剛腕鈴木宗男は国民に対しゴリ押しを迫らなかった」という。
迫ったのは側近であり、官僚であり、政治家同士であり、一般市民ではないと。
しかし、今は違う。
国民を危ない方向に奮い立たせようとして名声を得ようとする政治家が台頭しようとしている。
ヒットラーと同じ手法のようだ…

僕は最近まで政治に興味もなかったから、ここまで書いてきたことには間違いも多々あるかもしれない。
でも、一つだけはっきり言える。
子どもが不安になっているのです。

どうか、我が子が、教え子が、未来を生きる子が、平和で過ごせるような世の中にしませんか。

決して「わがままな相手には仕方ないから牙を剥いても良い」なんてことは学校では言わない。
大阪市長は「自衛に武器使用はやむを得ない」ともツイート。
これ、戦争ですよ。
目には目をの論理は危険。
しかし悪いことをした人にはしっかり反省はさせる。
どうやって???
正義で。
少なくとも小学校では通用します。
そして、まわりの正しい行動・正しい思いで、その過ちを悔む心を包む。

せめて、こういう「姿勢」を見せる政治家が国のかじ取りをしてほしい。
甘いと言われるかもしれないけれど、やっぱり諦められない。
裏は知らん。それが政治家なんでしょう。

意見が合わなきゃとことんまで話し合おうよ。
陥れ合うんじゃなくて…  

Posted by ザキさん at 23:58Comments(0)生活

2012年08月13日

夏休みの育み

夏休みに入り、日常なかなか取れない家族との時間を楽しんでいる。
とりわけ子ども達とのスキンシップ。
暑苦しいけど、もう数年したらできなくなるので…
顔見ては「抱っこ!」とこちらからせがみ、できるだけ手をつないで歩き、望むことはしてやろうと…
胡タに盆踊りを一緒に踊りたいとせがまれ、自分の地元でもないのに恥ずかしげもなく一番踊ってみせた。
また、ムチャな肩車や乗っかってきたりも痛いギリまでは受け入れ、もちろん爪切りやお風呂も率先して。
時間と心に余裕があれば、案外なんでも受け入れられるもんだなぁと。

学校教育も子育てという大きな括りの一部だけれど、大人側(提供する側)に余裕があれば、より良いものを創造・展開し、子ども側(享受する側)も笑顔で素直にたくさんのことを学習・吸収できるだろう。
点数学力ももちろん時に必要だが、それが最優先であるべきものではないし、余裕を持ったより良い教育をすすめれば、たかが点数学力など必要に応じて個で対応できるくらいのベースは築けるだろう。

そういう意味では、ウチのクラスを卒業していった彼らにはそんな魅力を感じている。

この夏休みであらためて、教育は時間がかかり、数値化されない成果が多く、でも愛情を絶えずかけ続けなければならない営みであると実感している。
教育者としても…
三人の親としても…

さて、今日は何をしようかな。  

Posted by ザキさん at 01:45Comments(0)生活

2012年06月22日

怒涛の一週間

日曜日の長女の運動会が遠い昔のようです。
小さい身体でよくがんばりました。
ハリケーンという団体種目ではクラスリーダーをやっていたそうで、負けて悔しくてただ一人泣いてました。
隣の子に慰められてました。
誰に似たのか余計なお世話気味なのが心配ですが、行事を一生懸命がんばり楽しむ姿勢は悪くないなーと。
子の成長を感じました。

運動会の余韻もそこそこに、札幌出張。
ご存知の方はご存知でしょうが、いろいろ注目されました。
そんな中、大変名誉な重役が偶然の巡り合わせで当たりました。
学校現場は本当に忙しい。
忙しい中、さらに様々なことが押しつけられています。
そんな環境を是正すべく私たちの仕事があります。
それは私たち教職員自身の保身のためではなく、教職員が健康で毎日笑顔で充実した実践を提供することこそが、子どもにとっての一番の利益だからです。
綺麗ごとばかり並べて現状に甘んじるくらいなら、俺はなんぼでも汚れ役になります。
そんな決意を新たにしました。
これまで、身を粉にしてたたかってきた大好きな先輩の皆さん、全道各地でまたがんばってください。
僕はもう少しこの仕事で、新しい真のボスとふんばります。
数は力です。
意地でもやり遂げます。

そんなこんなで、帰ってきて。
3日間一人で悠々自適にベッドで寝てたのが、長女長男の足がもぞもぞ僕のカラダの上に下に侵略してくる。
眠れない…
数は力です。
  

Posted by ザキさん at 03:54Comments(0)お仕事

2012年05月10日

太陽のリング

高校時代三年間で、一人だけ、そしてほんのわずかな期間でしたがお付き合いをした彼女がいました。
彼女は笑顔の爽やかなスポーツウーマンで、我が男子クラス(略して男クラ)にもファンも多くいました。
なのに僕は、大変失礼ながらあるきっかけまでまったく存じ上げず、だからこそ運命的なものを感じたわけです。

そのきっかけというのは、三年のインハイも早々に敗退・引退し、受験勉強するにもまだヤル気もおきない6月のこと。
まだYOSAKOIはやってなかったか1回目だったか…札幌祭りに行こうと意気揚々学校を出た男クラ数人。
たまたま自転車置場にいた女子のかたまり数人とムラキシくんらが仲良くて、知らないうちに一緒に行くことに。

中島公園はハンパない人の山。
顔も名前も知らない女子としゃべるのは久しぶり。
でも友達との祭りはテンションを目一杯上げてくれ、自分でもココロの位置が行方不明。
結果、そんなフシギ風なところを気に入ってくれたのか、翌月の学校祭~豊平川の花火と定番コースで、付き合うことに。

お付き合い自体は2ヶ月もあったのかな。
知らない人状態から右肩上がりにどんどん好きになっていった自分とはうらはらに、彼女は恐ろしいスピードで右肩下がりに気持ちも醒めていったのでしょう。
そりゃそーだ、そもそも出会いから自分が自分じゃないんだもん。
メッキは簡単に剥がれます。

短い期間だったので、あんまり記憶もないんだけど、数少ない思い出の一つに、歌をプレゼントされたことがあります。
DREAMS COME TRUEの時間旅行。
アホな僕は歌詞を深く理解できないという病はいまだ健在なわけですが、2012年の金環食にとびきりの指輪をくれと歌っているのは判明しました。
別れてから、そして2年後に妻と出会い付き合ってからも、ずーっと…
2012年には、とびきりの指輪を買って彼女に名無しで送りつけよう、と密かに計画していましたが。

最近わかった。
金環食の太陽のリングは売ってない。

彼女は今頃、家族の愛に包まれながらリングをもらっているのかな。
残念ながら、北海道じゃ見れないんだとか。

てか、ホントにきちゃったよ2012年。年取ったなぁ、俺。
ちなみにもう一つ思い出は、フラれた直後に親友のコセキPくんのお家でヤケ酒、1分で2リッターのビールを飲み干し、半泣き状態で慰めてもらったことです。
そういえば妻に一度フラれた時も親友に支えられたなぁ。その話はまたそのうち。  

Posted by ザキさん at 02:15Comments(0)友人